遠隔操作ウィルス 今のところ有効な対策なし? [旬のニュース]

遠隔操作ウィルス、怖いですよね。インターネットを日ごろ使っている人は数知れずいるわけですから、ほんとに他人ごとではありません。

遠隔操作ウィルスは、なんでも昨年1年間で世界中で約3億個も作られているそうです。

素人頭で恐縮なんですが、やはり専門的で高度な技術がないと作れそうにないと思うんですが、世界で3億個も出回っているとなると、わりと簡単に作れちゃうみたいで驚きです。

ついこのあいだまで近未来のSF映画の出来事が現実となっているなんて、ほんとに信じられませんね。

感染ルートは、ネット掲示板の2チャンネルにあった無料ソフト。これをダウンロードし、PCに保存し、インストールすると感染するようです。まさしくタダより高いものはない、ですね。

感染すると、特定のスクリーンショットの取得、ファイルのアップロードとダウンロード、特定URLの操作もできるし、ユーザーのキー入力操作情報の記録などが可能になり、なりすましで掲示板に書き込みが可能になるそうです。

自分のPCが外部から乗っ取られるわけですから、誰でも犯人に仕立て上げられる恐れがあるわけです。

新種のウィルスはどんどん出回るので警察も追いつけないのが実情なようで、いたちごっこが負のループのように続いているようです。

警察庁は来年度、「サイバー空間の脅威への対処」費用として、約24億円の予算を要求、サイバー犯罪の取り締まり、専門の警察官の大幅な増員を予定しています。

こうなると、映画のように天才ハッカーが逆に警察で雇われるケースなんかも出てくるかもしれませんね。

遠隔操作ウィルスの感染を防ぐには、自分で自分を守る以外に対策はありません。

PCのセキュリティを強固にし、怪しげなサイトは見ない、特に無料のソフトやファイルはダウンロードしない。ソフトの信頼性をよく見極める。など、今のところ自警するしか有効な方法がないということですね。


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