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WBC侍ジャパン キューバには勝ったが、予選敗退の危機? [スポーツ]

いろいろと問題が山積みのままのWBC侍ジャパン。ついに頼みの綱であるイチローが出場辞退。さらには黒田も不参加を表明し、ダルビッシュ、青木、岩隈、川崎に続き、事実上日本人メジャーリーガーはすべて不参加となりました。

選手会の不参加表明でこじれにこじれたWBC侍ジャパン。監督人事ももつれにもつれ、下馬評にも上がっていなかった山本浩二が急きょ監督に就任。そして日本人大リーガーが次々と不参加表明。

いやはや、ごたごた続きですね。そんな中、対戦カードが組まれた世界ランク1位のキューバとの2連戦は、ヤング侍ジャパンで挑み、見事2連勝。

でも喜びもつかの間、イチロー、黒田の不参加表明。とくにイチローは侍ジャパンの精神的支柱の存在でもあり、不参加となるとかなりのダメージではないでしょうか。

また、前回大会の投の中心だったダルビッシュ、松坂、岩隈の三本柱が不参加だし、西武中村や日ハム中田、巨人阿部などの主砲クラスが故障で投打両面で不安材料があり、三連覇に赤信号が灯っているようです。

山本監督の手腕も微妙なところですね。偉大な選手で監督でもあったんですが、現場から長く離れていたこともあり、未知数な部分が多いですね。若い人は「ああ、黒バラに出ていたおじさん」ぐらいしか知らないでしょうね。

前回大会では侍ジャパンは死闘の連続。崖っぷちからよみがえり、奇跡の2連覇と言われました。しかし今回日本はオール国内組で代表を選出することになり、かなり苦戦が予想されます。世界ランク1位のキューバに2連勝とさい先良いスタートとなりましたが、キューバチームも調整が始まったばかりの状態でベストから程遠いようでしたので、あまり喜んでもいられませんね。

しかし、なにかと問題の多いWBC。不評不満続出の3月開催。第2回大会ではアメリカ代表の大リーガーが辞退続出、大会後の松坂やイチローの不振など本シーズンへの影響が大きかったため、今後は3月以外の開催も検討されているそうです。

また第2回大会では、おかしな試合方式のため、日本と韓国が計5回も対戦するという問題が生じました。「えー、またやるの?」とため息をもらした人も多かったはず。

第3回大会も日本、韓国、中国、おそらくチャイニーズタイペイなどアジア地域はまとまって2回戦まで戦うようですし、まるでアジア予選って感じですね。

また予選C組はベネズエラ、プエルトリコ、ドミニカ共和国とこれまた中米チームが固まっていて、2回戦でアメリカやメキシコと中米決戦(中米予選)となっています。

キューバが日本と同組になるのもおかしいし、前回優勝の日本と第2位の韓国が2回戦で戦うのもおかしい気がします。

野球の真の世界一を決めるワールドカップなんですから、それなりの組み合わせであるべきと思います。少なくともサッカーのように、アジアや中米、欧州など大陸別に振り分ける方式がベストかと思います。

例えば

A組 日本、ドミニカ共和国、メキシコ、スペイン
B組 キューバ、中国、オランダ、オーストラリア
C組 アメリカ、プエルトリコ、チャイニーズタイペイ、ブラジル
D組 韓国、ベネズエラ、イタリア、カナダ

このように地域別に振り分ければ、かなり楽しめるのではないでしょうか。

とにかく第3回大会は3連覇は期待していませんが、純国産の侍ジャパンがどこまでスモールベースボールで戦えるかが見どころでしょうね。第1ラウンドではキューバとの対戦がありますが、第2ラウンドまでは進めそうですね。

第2ラウンドが正念場でしょうね。予想は日本、韓国、キューバ、オランダかチャイニーズタイペイでしょうか。

まあ、準決勝まで進めればめでたしなんですが、勝負事なんでこればかりはわかりません。もしかして第1ラウンドで前回優勝の日本が姿を消す最悪の事態なんぞもありえるわけで、今の侍ジャパンの様子だとなにかと不安ですね。



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